むし歯予防にはフッ素✨

こんにちは😃

仙台市太白区とみざわ駅前歯科、歯科衛生士の加藤です!

4月新学期の始まりですね!学校で歯の検診があったと思います!虫歯にならないようにフッ素についてお話ししたいと思います。
とみざわ駅前歯科ではお子さんの定期健診で最後にフッ素塗布を塗布しています。
フッ素塗布はお子さんがするイメージをお持ちの方も多いですが大人の方にも有効です。
大人の方も有料ではありますがフッ素塗布を行っております。また大人の方で初期のむし歯のある方はフッ素塗布が保険適用になるので少し安くなります。むし歯が気になる方は予防のためにフッ素塗布を行うことをおすすめします!
そもそもフッ素とは何かというと自然界にある元素のひとつで、お茶や海藻、魚介類など多くの食品に含まれています。フッ素はむし歯予防だけでなく、からだのとくに歯や骨をつくる石灰化には欠かせない物質なのです。
歯に対するフッ素の効果として
・歯の石灰化(酸によって溶けた歯の表面を元に戻すはたらき)の促進
・歯質の強化(歯の質を強くし、酸に溶けにくい歯をつくる)
・細菌が生み出す酸の産生を抑制する
というものがありこれらの効果によりむし歯が予防されていきます。
フッ素の利用方法としてはまず”フッ素が入っている歯磨き粉の使用”が手軽にできるものとしてあります。歯みがきのたびに使用すると、みがいている間の効果に加え、歯みがきをした後で、口の中の歯や粘膜に残ったフッ素が少しずつ唾液にまざり効果を発揮し続けます。
むし歯予防の効果を高めるには、長い時間フッ素が口の中にとどまっていることが大切です。歯みがき剤の使用量やみがき終わった後のうがいの方法にも気をつけましょう。
フッ素を歯に残しておく方法としてはうがいを少量の水(5~15ml)で5秒間ほど行いその後は30分から時間ほど飲食を控えていただくといいと思います。
他のフッ素応用としては前のほうでお話しした”歯医者での高濃度のフッ素塗布”があります。年に数回のペースで塗布していくといいでしょう。
もうひとつ”フッ化物洗口”があります。こちらは一日一回または1週間に一回のペースで歯磨き後にフッ素入りの溶液でうがいをする方法です。
かさはら歯科医院でも希釈用のボトルと粉をそれぞれ販売しています。歯磨き以外でなにか予防として行いたい方や、むし歯になりやすい方におすすめです。
どのフッ素の利用方法でも一回行っただけでは効果は得られないので、継続して続けていただければと思います。
フッ素の利用について不明な点などがある場合はスタッフにお声がけください。