皆さん、こんにちは!
とみざわ駅前歯科、歯科衛生士の育村です🍎
今回は、「糸ようじ」の使い方についてお話ししていきます!
皆さんは、ご自宅でセルフケアを行う際に、ハブラシ以外に何か使われていますか?
実は、歯磨きが上手な人でも、ハブラシだけでは、
お口の汚れの約6割程度しか落とせないとも言われており、
そのために、「補助用具」として、様々なグッズがあります🦷☘
その中でも、皆さんに使っていただきたい、糸ようじ(フロス)についてご紹介します📌
糸ようじは、歯の間のハブラシが届きにくい部分を磨くオーラルケアグッズで、
補助用具の中でも身近な、使用経験がある方が多いものではないでしょうか☺️
ただ、歯の間に糸を通すのは、案外難しい…😓というお声も少なくはありません。
そこで、通し方も踏まえてお話ししていきます◎
糸ようじには、「ホルダー(柄付き)タイプ」と、糸だけの「指巻きタイプ」があり、
初めて使う方には、操作しやすいホルダー付きのタイプをお勧めします❕(糸の操作方法はほとんど同じです)
また、ホルダータイプにも、形が大きく分けて2種類あり、F字タイプとY字タイプがありますので、
今回は奥歯にも通しやすい、Y字タイプの使い方をお話ししていきます🦸♂️
【糸ようじの使い方】
- 鏡を見ながら位置を確認し、糸の部分を歯の間に当てます
- そこから、ノコギリを引くように動かしながら、歯の間に通していきます。
- 間に通ったら、片方の歯の面に沿わせて上下に動かしながら磨き、反対の面も同じように磨きます。
- 左右の歯の面が磨けたら、またノコギリを引くように動かして、糸を抜きます。
【使用上の注意点】
・糸を歯の間に通すときに、力任せに勢いよく通すと、歯茎に当たって痛いので、ゆっくり通しましょう。(どこかに支えの指を置いて行うとようでしょう)
・糸に汚れがついてきたら、一旦水洗いをして糸をきれいにしてから、隣の歯に進みましょう。(糸が汚れたまま、他の歯に通すと、汚れを移すことになってしまいます)
【糸ようじの管理について】
しっかりとした糸のものであれば、使い捨てではなく、糸がほつれてきて汚れが取れなくなってしまうまで、繰り返し使えるものですので、ハブラシと同様に水洗いして、乾燥させておきましょう。
実際に使ってみると、想像より難しいと思いますので、毎日練習しながら習慣づけられると良いですね❕
歯並びが複雑な方や、歯の間が狭い方は、さらに難易度が高いので、分からないことや聞きたいことがあれば、担当の歯科医師、歯科衛士にお尋ねください🗣