こんにちは😃とみざわ駅前歯科サポーターの西田でっす!
冬〜♪
クリスマス、年の瀬の準備の始まるこの時期、好きなんですよね〜😊
毎年この時期は『ふるさと納税』の返礼品選びでワクワクします。みなさんはふるさと納税はされていますか?
面倒で。。なんて声も聞こえますが、あんなにお得なものは無いと思います!
私は毎年、北海道の特産物を注文します。道産子の血が求めているんでしょう。
年賀状やお歳暮など、この時期は久しくお会いしていない人を思い出す機会でもありますね。
コロナウイルスやインフルエンザ。。そうじゃなくても風邪のひきやすいこの時期。皆さん、どうぞ元気にお過ごしくださいね。
さて、今回のテーマは『虫歯ってどれくらいの時間でできちゃうの?』ってことを解説したいと思います。
私たちのこの仕事をしていると、たまーに言われます。
『どうして定期的に検診に来ているのに、虫歯ができるの?』😥
そうですよねー 予防になるって聞いたから来ているのに。。 そのお気持ちすごくわかるんです。。
そんな謎を解明すべくご紹介します!ご参考までに・・・
まずは、『虫歯の成り立ち』
虫歯は、様々な要因が重なって発生します!
その要因のうち大きく関わっているのが
★糖質(ショ糖)
★原因菌(ミュータンス菌)
★歯質(エナメル質・象牙質)
まず歯があること(当たり前ですね)そして、ミュータンス菌がショ糖を取り込みプラーク(歯垢)を作ります。プラークの中でミュータンス菌はさらに増殖し、ショ糖から酸を作り出します。その酸によって歯質からカルシウムやリンが溶け出し脱灰が始まります。進むと歯に穴をあけていくというわけです。
そこには時間の経過が不可欠です。
この3つの条件が揃った状態が長くなればなるほど虫歯のリスクは高まるというわけです。
ちなみにこの3つの条件のうち、『歯質』・・歯をなくすことはできませんよね。だから、残りの2つ!糖質と原因菌のコントロールが重要だとわかりますね。
では、どれくらいの時間が経つと脱灰は起こるのか?
一説によると・・プラークが歯を脱灰するまで堆積するには約8時間。また、24時間後には目に見える程度にまで成長してしまいます。
歯は飲食のたびに「脱灰」と「再石灰化」を繰り返していますが、このバランスが崩れると(歯磨きが疎かになった。。ダラダラ食べで酸に晒される時間が長くなった。。など)虫歯は進んでいくのです。
条件さえ揃えば、わずか数時間から数日にかけて進行してしまう虫歯
1ヶ月、3ヶ月ごとに定期検診に通っている方も、その間にこれらの条件が揃い、時間が経過してしまえば簡単に虫歯になり得てしまうが怖いところです。
では定期検診は意味がないの??
そんなことはありません!!
検診で歯の状態をチェックすること
虫歯(など)になりやすい条件を除外すること
フッ素を塗って歯を強くすること
食生活指導
そして、ブラッシングコントロールを学ぶことです!
おうちでのケアに重要なブラッシング、補助清掃具の使用の仕方、その方にあったケアの方法を知ることが大切なんです。
歯科衛生士は、プロフェッショナルな器具を使い、お口のお掃除をしますが・・決してお掃除屋さんではありません。ブラッシング指導やホームケアについてアドバイスする『口腔保健指導』も担う大切な役割なのです。
定期的なケアをきちんと継続するのとしないのとでは、結果が違う!という事はさまざまなデータからはっきりしています!
歯科医院は、皆さんの歯を100%守ることはできないかもしれません。
でも!できる限り長く健康な歯を維持できるようにさまざまな角度からサポートさせていただきます✨