歯って何本あるの?

こんにちは、歯科助手の色川です。
今月私は友達とハワイアンズに行ってきました。
毎日溶けそうなくらい暑い夏だからこそプールは最高に楽しかったです。
またお盆には祖父母の家に行きみんなで過ごす事ができ充実した日を送れました。

さて、今回は歯の本数についてお話したいと思います。
みなさんは乳歯と永久歯それぞれ何本ずつ生えるか知ってますか?

実は乳歯は20本、永久歯は28~32本なんです。

乳歯は、生後8か月ごろから、下の前歯から生え始め、3歳頃には全て生え揃い、全部で20本になります。

永久歯は6歳頃から生え始めます。
下の前歯から生え変わるか、下の一番奥に新しく奥歯が出てきます。よく、6歳臼歯といいますが、第一大臼歯が正式な名前なんです。
早い子は小学生、遅くても中学を卒業する頃までには乳歯は全てなくなり、永久歯になります。

永久歯は、全て生え揃うと32本になります。
ただし前から数えて8番目の歯、通称「親知らず」は現代人ではきれいに生えないことが多くなっています。
場合によっては生えないこともあります。
よって、永久歯の本数は28~32本になります。

実は20本以上の歯を有する人の割合は、55歳で90%前後、75歳で50%弱、85歳以上になると20%弱と年をとるとともに歯の本数は少なくなります。

では、歯の本数が少なくなる原因はなんでしょうか。最近、大人だけでなく、子どもの歯周病も増えていると言われています。ご自身も含めお子さんでも歯みがきをすると、歯肉から出血する、口臭がする、歯肉が赤く腫れている、歯が長くなったように見える、冷たい物や熱い物がしみるなどの症状はありませんか?
ある方は、歯周病の可能性がありますので、注意が必要です!

そうならないためには予防が必要です。
ポイントは3つ。

○歯みがきは毎食後に。特に就寝前の歯みがきが大切です。

○よく噛んで食べましょう。よく噛むことで唾液の分泌を増やします。唾液は細菌の繁殖を防いでくれます。

○かかりつけの歯科医院を持ち、定期検診へ行きましょう。

当院では定期的にメンテナンスを行い、お口の中の健康を保ち、より豊かな生活を送ることができるようサポートさせていただいています。定期的にメンテナンスを行うことで理想のお口の中へと近づけるのではないでしょうか。なにか聞きたいことや治療して欲しいところ、メンテナンスしたいところがありましたらお気軽にいらしてくださいね。