親知らずを放置してしまうと…

こんにちは、衛生士の富岡です🎃
今月の初めに家族や祖父母と福島へ行ってきました。ハワイアンズと鶴ヶ城に行き、鶴ヶ城ではリニューアルオープンした城の中を見ることができました🏯小中学校で学んだ戊辰戦争など会津藩についていろいろなことを知ることができました。また行きたいなと思えました😌

今回は親知らずについてお話させていただきます。
みなさんは、自分のお口の中に親知らずが生えているか分かりますか?
前から数えて8番目(欠損している歯がない場合)の歯を親知らず(智歯)といいます。

みなさんの中には親知らずで痛い思いをしたことがある方がいらっしゃるかもしれません。
親知らずの痛みを我慢してしまうと、治療が難しくなることがあります。

親知らずを放置してはいけない理由についてお話ししていきます。
🦷磨けない
 どんなに一生懸命に磨いても、親知らずには歯ブラシが届きづらいのです。したがって、虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。

🦷虫歯になる
 汚れが溜まることによって、親知らずもその手前の歯も虫歯になります。

🦷炎症をおこす
 親知らずにmが出てくるスペースがない場合には、変な方向に向かって出てくることが多く、歯肉がかぶったままになり炎症を起こしやすくなります。

🦷歯周病の原因となる
 親知らずに周りに汚れがたまることによって、手前の歯の骨を溶かし歯周病を進行させてしまいます。

🦷口臭の原因となる
 汚れがたまり、その汚れが原因で口臭がひどくなります。

🦷歯茎を噛む
 上の親知らずが出てくると、下の歯茎を噛むようになり、遠視うた腫れの原因となります。

🦷手前の歯の根を溶かす
 手前の歯の根を押した場合には、その押された歯の根は溶けてしまう場合があります。

🦷歯並びを悪くする
 親知らずが手前の歯を押すことによって、歯並びを悪くする場合があります。

🦷顎関節症になる
 親知らずが手前の歯より出てくると、顎の動きを邪魔するようになります。そうなると顎の病気である顎関節症になります。

🦷稀に顎の骨折の原因になる
 親知らずが顎の深いところに埋まっていると、何らかの外力(転んだ、殴られたなど)が加わった時に、顎の骨折が起きることがあります。

自分自身の親知らずがどの角度で生えているか、また、まだ生えていない人はどの角度で埋まっているのか、他の歯に影響が出ていないのかを確認する必要があります。確認するにはレントゲン写真を撮影したり、CT撮影を行う場合があります。
痛みが出ている方は必ず、まだ痛みが出ていない方は痛みが出る前に、歯科医院で確認してみましょう!