こんにちは。歯科助手の色川です。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
さて、今回は歯を失った部分を補うための治療法とそのメリットとデメリットについてお話したいと思います。
補うための治療法は3つあります。
まず1つ目が入れ歯です。
入れ歯とは、患者さん自身が口の中に入れたり出したりができ歯茎と同じようなピンク色のプラスチックの土手がついているものです。
入れ歯の【メリット】は、
①取り外し式でお手入れがラク
②比較的治療の費用や時間がかからない
③歯を沢山削らなくて済む
④歯の無い場所を選ばず治療の適応範囲が広いなどがあげられます。
逆に【デメリット】は、
①外れやすく慣れるまで違和感がある
②取り外し式のものを使うことに引き目を感じやすい
③噛む力が弱くなる
④銀のバネのようなものをかける歯に負担がかかる
などがあげられます。
2つ目がブリッジです。
ブリッジとは、抜けた歯の部分を人工のダミーの歯でつくりそれを両側の歯を削り繋がったかぶせものをセメントで固定して支える方法です。
ブリッジの【メリット】は、
①ガッチリ固定され違和感が少ない
②噛む力が落ちない
などがあげられます。
逆に【デメリット】は、
①両側の支える歯を作るために歯を削る必要がある
②両側の支えるへの噛む力が増える
③力学的に条件が悪くなる場合は適応されないというのがあげられます。
3つ目がインプラントです。
インプラントとは、人工歯根治療とも言われ歯を失った部分にチタン製の人工の歯の根を埋めてその上に人工の歯を被せる治療法です。
この方法により歯があったときと同じように噛めるようにします。
インプラントの【メリット】は、
①健康的な歯を削る必要がない
②周りの歯に負担をかけない
③ご自身の歯と同じ感覚で噛める
④金属がみえなく見た目がきれい
⑤1本〜すべての歯に対応できる
などがあげられます。
逆に【デメリット】は、
①外科手術が必要
②治療期間が長い場合がある
③あごの骨が痩せている場合は骨の再生治療が必要
などがあげられます。
いかがでしたか？
それぞれメリット、デメリットがありなかなか決めるのが難しいとは思います。
ですが、抜けた歯の部分をそのままにしておく事により残せた歯も残せなくなってしまったりということがあります。
なにをいれるのが1番最適か相談しながら決めていければと思っています。
もしなにかわからないことがありましたらお気軽にスタッフに聞いてくださいね。
