アナフィラキシーってなーに?

こんにちは😃 とみざわ駅前歯科サポーターの西田です✌️
花粉症の季節。。 どぎつい花粉症の西田には辛い季節となりました。
毎年、早めに耳鼻科でお薬をもらって快適に過ごしているんですが、今年はやってしまいました。気づいたらこの時期に💦
私の花粉センサーは敏感にキャッチしております。

ハウスダストや犬猫などのアレルギー、特定の果物で口腔内が荒れる症状など複数のアレルギー持ちです。。

先日、歯科診療での緊急対応時にサポートできるよう仙台市の上級救命講習を受講してきました。
そして、医院に保管している救急薬品、器具等の取り扱いについて改めて学ぶ機会がありました。

『アナフィラキシー』この言葉を耳にしたことありますか?

アレルギーの原因物質に触れる・食べる・飲む・吸い込むことで引き起こされるもので、発症後、短い時間で全身に現れるアレルギー症状のことを言います。
皮膚、粘膜、呼吸器、消化器、循環器など全身に現れます。
このアナフィラキシーによって、血圧の低下や意識障害などを引き起こし、場合によっては生命を脅かす危険な状態になることもあります。
この生命に危険な状態をアナフィラキシーショックといいます。

症状で多いのは下記の順です。
皮膚の症状(蕁麻疹・かゆみ・赤み)
呼吸器の症状(くしゃみ・咳・ゼーゼー・息苦しい)
粘膜の症状(目の痒み・むくみ・唇の腫れなど)

さらには消化器の症状(腹痛・嘔吐)や血圧の低下や意識障害など循環器の症状が見られることもあります。

症状が現れるまでの時間は、そのアレルゲンによって異なりますが一番反応が早いのは『薬物』次いで『蜂毒』と言われています。
歯科診療でも、「抗菌薬」や「局所麻酔」において起こりうるものです。

その際に、局所麻酔のアレルギー反応なのか? 過換気症候群や迷走神経反射なのか?判別し、適切な対応が必要になります。

また、歯科受診前に食べた「食べ物」による影響も可能性の一つとなり、それは分かりづらいものなので、症状を見て早急な対応が必要になると習いました。

『緊急時こそ冷静に落ち着いて』

いつも理事長が言います。 慌てると適切な判断ができないばかりか、不安を助長し伝播させてしまいます。

その為にも、いつ起こってもおかしくないと考え、日頃から備えておくことが大切ですね。

上級救命講習の際は、現場を引退された元救急隊員の方が丁寧に教えてくださいました。当時のエピソードなどを交えての話や、白熱の実習では汗をかくほど心肺蘇生に熱が入りました。
忘れないうちにまた学びに行こうと思います。
緊急事態は起こらないことを願って、そして起こってしまった際にはあせらず落ち着いて対応できる人になりたいと思います😊