こんにちは!とみざわ駅前歯科サポーターの西田です✌️😄✌️
出会いと別れの春🌸 医療法人社団青葉会でも毎年この時期は少しの別れとたくさんの出会いの季節です。
この春から新卒歯科衛生士9名、新卒歯科助手3名を迎えパワーアップします!!
なにぶん最初は不慣れで患者様にご迷惑をお掛けすることもあるかと思います。あたたかく成長を見守っていただけると嬉しいです。
私にとっては、娘のような存在の新人たちです。仙台市内だけでなく、東北各県からはじめての一人暮らしがスタートするスタッフもいます。
社会人デビュー、一人暮らし、自炊、はじめましての人間関係、気候の違い・・さまざまな変化がドッと押し寄せる怒涛の日々になるかと思います。
送り出すご家族の思いも含めて、迎え入れる私たちは、責任を持って育てていかなければなりませんね。
「職場」は人生の大半の時間を一緒に過ごす場となり、そこでの人間関係は、良くも悪くも大きな影響を与えることになると思います。
人間関係の悪い職場は、お店などでも、足を踏み入れると何となくその雰囲気を感じますよね。。 青葉会の医院にいらっしゃる患者様に
気持ちよくご来院いただくためにも、心からの笑顔と健康な心身でお迎えできるよう互いを尊重し、高め合える組織でありたいと思っています。
私はいつも新人研修時にこう伝えています。
『相手に興味を持って知ること。知ると相手をもっと好きになれる。』
知らないから、一部だけを見て判断してしまう・・
知ると、相手の背景や気持ちを理解することができるかもしれない
患者様に対しても同じだと思います。
今、どんなお気持ちなのか?
何を期待し、どんなことが不安なのか?
想像し、声をお掛けし、安心感を伝えられるスタッフでありたいと思います。
私自身、歯科治療に強い恐怖心のある人間です。
歯科治療の特性上、日常生活とは違う空間で、見えないところで行われる治療に少なからず不安を覚える方は多いと思います。
最近は虫歯自体も少なくなりました。働くスタッフも「一度も虫歯になったことがない」「歯科での治療経験自体が少ない」という子たちが多くいます。
だからこそ想像力を働かせないと、「どれだけ歯の痛みが辛いものなのか?」「悪くなった歯を失うことの喪失感」
「噛める喜び」「見た目へのコンプレックスというストレス」 そういった思いに気づくことができません。
この春も、熱く新人スタッフたちに伝えていきます。
ちょっと長くなりました😉
ここから本題です笑
保険診療では、2年に一度「診療報酬改定」という国による見直しが行われます。
医療機関が提供する医療サービスや医薬品等の公定価格を見直すことです。
診療報酬は、医師等の人件費や技術料といった医療サービスにあたる「診療報酬本体」と医薬品や医療材料の価格にあたる「薬価等」に分かれています。
公的医療保険制度の下、保険料や税、患者さんの自己負担によって賄われています。
改定率は国の予算編成過程を通じて内閣により決められ、個々の価格は中央社会保険医療協議会(中医協)での議論を踏まえて、厚生労働大臣が決定します。
今年は、その『診療報酬改定」が行われる年です。いつもは、4月に行われていた改定ですが、今年は6月から算定ルールに変更があります。
患者さんにとっては、よくわからないところで微妙に内容や診療代に変化があったり、渡される紙に変化があったりします。
今回の改訂によって、歯科でもさまざまな改定が行われますが・・
重点を置いているのは『口腔機能管理』のようです。
これまでもありましたが、特に重要視されるようになったという印象です。
口腔機能低下症(50歳以上が対象)
口腔機能発達不全(18歳までが対象)
今日は口腔機能低下症について
虫歯や歯周病だけでなく、お口のトラブルとして口腔機能の低下が近年話題になっています。
年齢を重ね、少しずつ感じている方、QOLが下がり不便を感じてる方もいらっしゃると思います。
咀嚼能力や嚥下機能の低下など、食生活と直接結ぶつくため、身体への影響も大きいのが特徴です。
これからの検査を行い、診断された方には、適切な管理、指導を行っていくのが口腔機能管理です。
特に嚥下機能の低下などは、誤嚥性肺炎を招きかねません。
歯科医院に、虫歯や歯周病だけでなく、口腔機能の管理のためにも通院する時代なんです。
健康寿命を延ばし、快適な食生活、ひいては健康的な人生を送るために大切なものだと言えますね。
そして、小児への口腔機能発達不全
大昔の人に比べて、硬いものを噛まなくなった食生活
気づいていますか?お店では、せんべいや飴よりもグミやラムネなどが多く商品棚を閉めるようになっている昨今
現代人の噛む力はどんどん低下しています。
そして、コロナ禍でのマスク生活もそれに拍車をかけ、お口ポカーンと唇を閉めれないこどもが増加していると言われています。
とみざわ駅前歯科の吉岡院長は専門的に学び、特に小児歯科に力を入れています。
虫歯や噛み合わせのチェックだけでなく、口腔機能発達不全のスクリーニングや指導管理にも力を入れて参ります。
長くなってしまいましたので・・また書かせていただきますね😃