鼻炎でぴえん🥺な、口のトラブル!?

みなさん、こんにちは!
とみざわ駅前歯科、歯科衛生士の育村です🍎

最近は、雪の日があったり、はたまたポカポカな春の陽気を感じあれる日があったり…。桜の花が好きなので、早く春が待ち遠しい分、花粉症との戦いも始まっています🤧🍃みなさんは、春は好きですか?

これからの季節、花粉症や鼻炎持ちの方は、どうしても知らぬ間に口呼吸になりがちです。みなさんは自分が普段、口呼吸しているか鼻呼吸しているか分かりますか?
今日は、口呼吸が原因で引き起こる、お口に関するトラブルについてお話します❗️

●虫歯や歯周病にかかりやすくなる●

これは、口呼吸により、口の中が乾燥することが原因です。口の中は常に、唾液が出ていることによって潤っています🧊さらに、唾液には殺菌・抗菌作用があるため、唾液が少なくなると、菌たちが活発になり増殖し、それらのリスクが高まっていきます。
また、お口の中は通常、中性の環境を保っていますが、食べ物を食べた時、糖を虫歯菌が摂取し、菌によって出された酸が歯を溶かすことによって、虫歯が出来上がります👿🕸
唾液は、そうやって酸性になった状態から、元の中性に状態に戻してくれる役目や、溶け始めて弱っている歯を元の状態へ戻す(再石灰化)役割も担っているので、唾液が少なく乾燥した口の中は、虫歯のリスクが高くなってしまうのです🍫

●歯並びが悪くなる可能性が高くなる●

口で呼吸をする時、口がぽかんと力が抜けて開いている状態になるため、口の周りの筋肉(口輪筋(こうりんきん))が使われず、弱くなっていきます。
歯の位置は、唇や舌の力のバランスで決まります。例えば、口を閉じるときに使う、唇の力が弱ければ、歯が前に出てきて出っ歯になってしまいます。また、人は何もしていないときの舌の位置は、上顎にくっついているのが正解です。ですが、口呼吸で常に口が開いていると、舌は下に降りている状態になり、下に歯が押されて、歯並びや噛み合わせが悪くなることがあります👀💧

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口呼吸により乾燥が気になって、常にアメを舐めているという方のお話も聞きますが、アメは口の中に停滞する時間が長い食べ物なので、その分上記でお話しした、口の中が酸性になっている時間も長くなり、虫歯になりやすいので注意が必要です🚨可能であれば、虫歯のリスクにならないような、糖分を含まない飲み物での水分補給をお勧めします🍵

鼻炎が原因で口呼吸になってしまう方は、まずは耳鼻科で診てもらう必要があります😷口呼吸が原因で、歯並びや噛み合わせが気になる場合は、歯科を受診して専門医に診てもらいましょう👨‍⚕️✨