歯と口の健康週間です

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!仙台市太白区とみざわ駅前歯科をいつもご利用いただきありがとうございます!

6月4日~6月10日まで・・何の日かご存知ですか??

この期間は「歯と口の健康週間」です!!

これは、歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、併せてその早期発見及び早期治療等を徹底することにより歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増進に寄与することを目的としています。

なので、今日は歯の健康を守る取り組みについてご紹介します。今日のテーマは、将来みなさんが歯のトラブルで悩まされないように「8020運動」についてです!

8020運動って?

8020運動って聞いたことはありますか?これは、80歳になっても20本以上の歯を残して健康な日常生活を送ることができるようにしようという運動です。人間の歯は永久歯は上下で28本(親知らず入れて多くて32本)です。みなさん、現在虫歯や歯周病で抜いてしまった歯は何本ありますか??数えてみましょう。

でも、なぜ20本なんでしょう?それは歯が20本以上あれば、どんな食べ物でも咀嚼が可能であるとされているからです。(でも本当は歯は全部あった方がいいです)

現状で80歳で歯が20本以上残す事を達成している人はどれくらいいると思いますか?

調べたところ色々なデータがありますがだいたい全体の10%前後くらいです。年をとればみんな歯が抜けて入れ歯になると思っている方もいますが、それは間違いです。

歯がないとこんなトラブルが・・

歯がないと色々な問題が起きます。まずは見た目が悪いです。そして歯がないと顎が痩せて同じ年齢の歯がちゃんとある人と比べると老けて見えます。歯がないとご飯を美味しく食べることもできません。そしてちゃんと噛まずに食事をとると胃に負担がかかってしまいます。また他の病気の原因にもなってしまいますね。うまくおしゃべりもできないですし、歌をうたったりすることが好きな方は困ってしまいます。歯がないとグッと噛み締められないので、重い荷物を持つことが出来なくなったり、スポーツを思いっきり楽しむことも困難になってしまいます。

このように歯がないということは見た目や食事の問題だけではなく大きく生活に関わってくるのです(゜-゜)

かかりつけ歯科医院の大切さ

8020運動を達成するには虫歯や歯周病にならないように予防することが大切です。歯周病に関しては確かに年齢を重ねると発症しやすくなります。(免疫が低下するので)しかし予防することは可能なのです。虫歯や歯周病の直接の原因は、歯に付いたプラーク(歯垢)です。そのプラーク内の細菌によって起こる感染症で、生活習慣病でもあります。生活習慣病とは、食生活・運動習慣・休養・タバコ・飲酒などの生活習慣がその発症・進行に関与する症候群とされているので、細菌が原因で感染しますが発症・進行に関してはその人の生活習慣によります。

ですので、かかりつけ歯科医院をもち治療が終わっても定期的に検診を受けたり、生活習慣を把握してもらい総合的に見たアドバイスを受けたりすることが大切になります。ずっと通っている歯科医院だと継続した過去のデータもあるのでお口の中のトラブルの原因を探りやすかったり、何か困ったことがあればすぐに対応してくれます。

8020を目標に自分の歯を1本1本大切にしましょう(*^_^*)