お茶とポリフェノールとステインと

こんにちは、地下鉄「富沢駅」から徒歩3分、
仙台市太白区大野田の歯医者さん
とみざわ駅前歯科」の所属する医療法人社団 青葉会
事務局の高橋です。

8月も今日で終わり。
だいぶ涼しくなってきましたね〜
夕方吹く風が秋の涼しさを纏ってきもちいいですね〜

そういえば、とみざわ駅前歯科でクリーニングを受けた際に、
「着色(ステイン)が結構付いてますね〜」
って言われたのですよ。

「ステイン」とは、歯の表面についてしまう着色汚れ。
ポリフェノールを多く含んだ濃い色の食品やタバコのヤニが原因だそうで、

歯の表面のエナメル質を保護しているペクリルというタンパク質の薄い膜が、食事をして口の中が酸性になると溶け出していくそうで、唾液が出ることによって、30分ほどで食事前の中性に近い状態に戻り、一旦溶け出したペクリルがまた歯の表面に戻るそうです。

その戻る時に、お口の中に食べ物や飲み物の着色成分(ポリフェノール)が残っていると、ペリクルはポリフェノールと結びつき、少しずつ歯の表面にステインが付着していくそうです。

「コーヒーとかよく飲んでますか?」
と聞かれたのですが、月1飲むか飲まないかくらいだしな〜と思ってたのですが、

よくよく考えたら、

お茶にもポリフェノールの一種、「タンニン」が含まれているから、ステインがつきやすいではないですか!

(ちなみに、コーヒー、紅茶、赤ワイン、日本茶、ぶどうジュースやチョコレート、緑黄色野菜などが、ポリフェノールを多く含む食品だそうです。)

しかも!私、歯磨き後に冷たい水(というか氷水)を必ず飲まないと気が済まないのですが、夏になって、冷蔵庫でお茶を冷やすようになってから、歯磨き後に冷たいお茶を必ず飲むように・・・

ペリクルは歯磨きでもすぐに取れてしまうそうで、数分後にはまた作られるそうですが、

歯磨き後は直後は当然、歯の表面のペクリルの薄い膜も取れているので、ペクリルが歯の表面に作り直されている時に、飲んだお茶のポリフェノールと結びついて、よりステインが付着!!

(なんてこった!)

今度から歯磨き後に飲むものは、お水に戻したいと思います・・・

そして、お茶やコーヒーを飲んだ後も、お水でうがいするだけでも着色予防になるそうなので、心がけたいと思います・・・

 

そうそう!軽い着色ならいつものクリーニングでも落とせるそうですよ!(よかった〜)

 

付着状況によっては「ステインオフ」の施述になるそうなので、歯の着色が気になる方は、ぜひスタッフに相談してみてくださいね〜

(うちの旦那さんも施述してもらったら、タバコのヤニもキレイになっていい感じですよ〜)