タバコの害について🚬

みなさん初めまして!仙台市宮城野区かさはら歯科医院から異動してまいりました、歯科衛生士の茂木です。お盆明けからとみざわ駅前歯科に仲間入りさせていただいて早くも2週間が経とうとしています!まだまだ慣れないことばかりで大変ですが、よろしくお願いします!😄

さて、今回はタバコの害について紹介していきたいと思います🚬

タバコは何故悪い?

・ニコチンの血管収縮作用

・歯を支えている骨を溶かす→骨が下がってくる

・歯肉の繊維化→タバコを吸わない人の歯肉はピンク色でやわらかいが、タバコを吸う人の歯肉は少し黒みがかり、ニコチンにより歯肉が収縮され、血行が悪くなり、歯肉が硬くなってしまいます

・白血球の機能の抑制

・歯肉の修復機能の対する悪影響などが挙げられます

・タバコを吸うと歯が抜ける?

平均的な喫煙者は、タバコを吸わない人と比べて、3倍も歯周病にかかりやすく、また、2倍も多く歯が抜けているという報告があります。

タバコによる危険性

口腔ガン→胃や肺と同じように、口の中(舌やほっぺ)にもガンは発生します。喫煙、アルコール度数の高いお酒、不潔な口腔環境、合っていない入れ歯などが関係してきます。毎日タバコを吸ってる人は吸わない人に比べて2.57倍も口腔ガンにかかりやすくなります。そのほか、肝臓ガン、食道ガン、胃ガン、胃潰瘍、気管支喘息、気管支炎などの危険性も高くなります。

タバコの本数と肺ガン

1日9本まで(平均5本)しか吸わなくても、死亡率は2.2倍になります。

若年者とタバコ

若年者の身体には、成長途中(未分化)の細胞が多いため、タバコを吸い始める年齢が若いほどガンになりやすく、死亡率が高くなります。また未成年でタバコを吸い始めるとヘビースモーカーにもなりやすくなります。

まわりの人に迷惑!受動喫煙について

受動喫煙とは、タバコを吸わない人が他人のタバコの煙を吸わされることをいいます。

・夫のタバコでガン→夫がタバコを吸うと、妻は自分が吸っていないにもかかわらず、肺ガンになりやすいことがわかっています。

・妊娠とタバコ→喫煙していた母親の子供は、非喫煙者の母親のこどもより、身体の成長が7〜9ヶ月遅れるだけでなく、知能も遅れていると報告されています。

禁煙の効果

・禁煙すれば

禁煙することで、総死亡率・ガン・高血圧・虚血性・心臓病などすべての危険性が低くなります。禁煙してから5年経つと、ほぼ吸わない人の場合に近くなります。

禁煙の方法

・きっぱりとやめる→すぐ実行する。少しずつ本数を減らすよりも、やめやすい

・まわりの協力が必要→ひとりでやめることは大変なのでまわりの協力が必要です

・最初の3〜5日が勝負のとき→ニコチンが排出されるまでの3〜5日を乗り切りましょう!

禁煙は得!

・咳、たんが止まる          ・他人を不快にしない

・ガンの心配が減る          ・お金が貯まる

・食べ物が美味しくなる   ・健康で長生きできる

・火事の心配が減る

・タバコ・ライター など持ち物が減る

などさまざまな得があります!!自分の健康と向き合ってタバコをやめてみましょう!