将来入れ歯になる確率が高い人

こんにちは!
仙台市太白区大野田にあるとみざわ駅前歯科の星です!

だんだん秋らしい気温になってきました🍁
気温の変化で風邪を引かないように気をつけたいですね。

さて、今回は将来入れ歯になる人とならない人の分かれ道についてお話ししていきたいと思います。

まず、入れ歯になるかならないかは第一大臼歯のダメージで
占うことができます。 (歯科本音の治療がわかるの本より)

第一大臼歯とは下顎の前歯から数えて奥へ6番目の歯です。
人間の中で1番大きな歯でこれが小学校に入る少し前に生えてくる6歳臼歯です。この歯は1番力のかかる歯なので噛み合わせの要になります!!しかし、1番ダメになりやすい歯とも言われています!

その理由は噛み合わせ面の形が複雑で、生えてくるのに時間がかかるからです。

噛み合わせの面の形が複雑だと汚れが溜まりやすいですね。
汚れをそのままにすると虫歯になります。
そして、歯が生えている途中のときは歯質が弱いので
虫歯になりやすいんです。

そこでこの第一大臼歯がどれくらいダメになっているかで
あなたがいつ入れ歯になるかを占えます!!

下の図(新版 歯科本音の治療がわかる本より)のように幼い頃か に詰める治療をした第一大臼歯は治療を繰り返し、最終的に抜かなければいけなくなることもあります。

このように、治療を重ねれば重ねるほど第一大臼歯は悪くなります。

詰めものをした第一大臼歯は虫歯で平均的に数年〜十数年で歯を全体的にまるまるっとかぶせるクラウンという被せ物に変わります。

治療した歯はまた悪くなってしまうと削る量も増えて
大きな治療になってしまうのです(>_<)

クラウンになった第一大臼歯は管理が悪いと
年月で歯茎の問題や虫歯などで抜歯することもあります。

そこで両隣の歯を削って抜けた歯を補う方法
ブリッジにした場合、これが60代ならまだいいのですが
40代でこの状態になってしまうと入れ歯になるリスクが
高くなるでしょう。

ブリッジの支えの歯には負担がかかるので
平均で10〜20年でダメになるといわれています、怖いですね。

年齢と共に髪が薄くなったりシワが増えたりするのは病気では
ないことがありますが、歯がなくなってしまうのは病気です。

日常の適切なお口の中のお手入れと、生涯自分の歯で噛めることを考えた治療、専門的ケアをすれば、自分の寿命より歯の寿命は長くなるはずです!

皆さん、これを機にご自分の歯の普段のお手入れを
見直してはいかがでしょうか?