お口の健康が身体の健康につながっているって本当!?

こんにちは♬仙台市太白区大野田にある「とみざわ駅前歯科」サポーターの西田でっす😃

日に日に寒さが増してきましたね。風邪などひかぬようみなさまお気をつけくださいね。

 

さてさて、今日は「全身の健康とお口の関係」についてお伝えしますね😀

よく昔から・・体調を崩したり、栄養が偏ると口内炎ができる〜とか・・ 身体の病気の前兆が口の中に現れる〜・・とか言われてきましたよね。

まさに、お口の中と全身の健康はつながっているのです!!!

ところで皆さん、人体の中で最も細菌が多く存在する場所はどこだと思いますか??

・腸内?

・鼻腔?

・肛門?

実は・・もっとも細菌が多い住処は  →  お口の中なんです!!!

キャー 私たちは日々、いろんなものを食し、おしゃべりをし、ときには大切な人とKISSも❤️そんなお口の中が1番汚い!?

(みんなそうなので、NO PLOBREM 😆 毎日のブラッシングと定期的なクリーニンクで菌の量はコントロールできます!)

 

そんな悪の巣窟!?口腔内には無数の細菌がいるため、その細菌の力によって引き起こされる全身疾患があるのです。

「歯周病」についてはすでにブログ内でも何度かご紹介がありましたね。この歯周病が大きく影響を及ぼすのです。

 

代表的なものとして

『糖尿病』

歯周病は糖尿病の合併症のひとつと言われています。糖尿病のひとはそうでない人に比べて歯周病罹患率が高いという報告もあります。逆に、歯周病になると糖尿病が悪化するということも明らかになっています。歯周病を合併した糖尿病の患者さんに、抗菌薬を用いた歯周病治療を行ったところ、血液中のTNF-α濃度が低下するだけではなく、血糖値のコントロール状態を示すHbA1c値も改善するという結果が得られています。

 

『狭心症・心筋梗塞』

不適切な食生活や運動不足、ストレスなどの生活習慣が要因とされていましたが、別の因子として歯周病原因菌などの細菌感染が注目されてきました。歯周病原因菌により動脈硬化を誘導する物質が出て、血管内にプラークが出来、血液の通り道は細くなります。プラーク(粥状の脂肪性沈着物)が剥がれて血の塊が出来ると、その場で血管が詰まったり血管の細いところで詰まります。

 

『脳梗塞』

脳の血管のプラークが 詰まったり、頸動脈や心臓から血の塊やプラークが飛んで来て、脳血管が詰まる病気です。歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になりやすいと言われています。血圧、コレステロール、中性脂肪が高めの方は、動脈疾患予防のためにも歯周病の予防や治療は、より重要となります。

(日本臨床歯周病学会HP参照)

この他にも・・

妊娠性歯肉炎という女性ホルモンの増加とともにリスクが増すものや妊娠性エプーリスという腫瘍、さらには、低体重時の出産を引き起こす恐れもあるのです!

 

また、高齢者に多い「誤嚥性肺炎」では、その原因となる細菌の多くは歯周病菌だと言われています。

 

全身の健康のためにも、口腔内の細菌コントロールは欠かせないものなんです!

歯磨き・クリーニングで健康寿命を延ばし、幸せな人生を!😊