お子さんの指しゃぶり

みなさん、こんにちは!                                         とみざわ駅前歯科、歯科助手の遠藤です!

最近は気温が10度を超える日が多くて嬉しいですね☺️花粉症の方は辛くなってくる時期かもしれませんが、、私はこれくらいの気温がすごく好きで春になるのが楽しみになってきます!一昨年は大河原町の一目千本桜を見に行ってとても綺麗だったので今年も行こうかな〜と考えています🌸

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今回はお子様の指しゃぶりについてお話していきます!👶🏻🍼

指しゃぶり(0〜3歳児)

3歳までは心配ありません

子どもの指しゃぶりは年齢によって意味が異なります。低年齢のときはあまり気にすることはありませんが、4、5歳から小学生になっての指しゃぶりになると、単なるくせだけでなく心理的な問題、発達上の問題などが関係することもあり、放置するわけにはいかないこともあります。4、5歳まで続きますと噛み合わせに影響がでることもありますので、年齢との関係を考えてかかりつけの歯科医に相談してください。

🚼赤ちゃんの指しゃぶり

0歳児の指しゃぶりはあまり心配ありません。指しゃぶり自体異常なものではなく、もともと生理的なものです。自分の指を吸うということは赤ちゃんにとってたいへん気持ちのいいことらしく、不安をやわらげてくれたり気持ちを落ちつかせてくれるものと言われています。

●しゃぶり方もいろいろ

注意してみると、ただ指をくわえているとき、しっかり吸い込んでいるとき、また噛むようにしているときといろいろです。しゃぶる指は親指が多いようですが、ほかの指のこともあります。観察してみてください。

🚼1歳児の指しゃぶり

この時期の指しゃぶりは生理的なもので悪いことではありません。歯への影響も心配ありませんので、あまり神経質にならずにお子さんとのふれあいを大切にしてください。いずれ自然にとれてきます。ちょっと緊張したときに本能的に安心するため指をしゃぶることが多いようです。

●自然に少なくなります

歩けるようになったり、手先が器用になり遊びや興味の対象が広がれば、指をしゃぶることもいつの間にか忘れてしまうことでしょう。

🚼2歳児、3歳児の指しゃぶり

昼間はしなくなっても夜、寝るときになると指がお口にいっているという場合が見られます。心理的に落ちつきたいときに多いようです。寂しい時、不安な時ときに指をしゃぶりながら自分の精神を安定させています。

●叱るのはよくありません

前歯を押し出してしまうことがありますが、指しゃぶりをやめればもとにもどりますので、歯ならびや噛みあわせに対する影響も心配はありません。やめさせようと注意したり叱ったりする必要はありません。

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指しゃぶり(4、5歳児)

📛4、5歳児の指しゃぶり

そろそろやめさせたいものです。指しゃぶりの理由がどこにあるかをさがしましょう!

●指しゃぶりの背景と子どもの心

1. 子ども自身の問題:幼稚園に通うようになっても寝るときの指しゃぶりがとれないのは何かのストレスが考えられます。そのため人との関係に積極的になれなくて、自己表現や主張が上手にできず、行動も広がりがなかったり友だちとの関係がうまくつくれなかったりします。

2. 家庭環境の問題:両親の教育姿勢に極端な違いがあって、どちらを信じてよいのかわからなくなったり、お子さんの理解できないことを繰り返し求めていたり、両親の意見の対立をしばしば目にして不安を感じていたりすることも原因の一つとして考えられます。

●指しゃぶりの影響

1. 歯ならび:上の前歯(乳前歯)が前方に出ます。

2. 噛みあわせ:上下の前歯が噛み合わなくなり、前歯で食べ物を噛み切るという感覚をおぼえにくくなります。

3. 発音:サ行、夕行、チャ行、シャ行が不明瞭に               なりやすくなります。

4. くちびる:閉じにくくなります。

🩷心のケアから

1. 十分な愛情や安心感、ふれあいを大切にしてあげてください。

2. 日常生活に変化をもたせて人との関係や遊びに自身をもたせます。

3. 指に刺激物を塗ったり叱ってやめさせるのは逆効果です。

4. 自分でやめたいと思わせることが大切です。

5. やめることができるようにみんなで協力しましょう。

最後まで見ていただき、ありがとうございます🌸