キシリトールについて

こんにちは!

仙台市太白区大野田にあるとみざわ駅前歯科、保育士の佐藤です。

 

年の瀬ということもあり、忙しい日々をお送りの方も多いかと思います!

とみざわ駅前歯科がオープンして半年が過ぎ、初めての年越しとなります。

来年もよろしくお願いします。

 

さて、今回はキシリトールについて投稿させていただきます。
皆さんもキシリトールとはよく聞く言葉だとは思いますが、実際にどのようなものかご存知ですか?

キシリトールとは、白樺や樫の木などの原料から作られる、天然素材の甘味料です。お砂糖と同じくらいの甘さがありますが、虫歯の原因となる酸を作りません。

ではキシリトールにはどのような効果があるかというと、虫歯菌(ミュータンス菌)を減らしたり、プラークの量を減らし、歯磨きで落としやすくしてくれたり、キシリトールの甘さで唾液がたくさん出たり、再石灰化(歯を修復する働き)を助ける効果があります。

スーパーでもよくキシリトール配合のガムなどが売られているかと思いますが、次にキシリトール製品の選び方についてご説明させていただきます。
●見方1
歯科医院で販売されているものや、「特定保健用食品」のマークのあるものは安心です。
また市販のものであれば、お砂糖が含まれている場合もあるので、必ず栄養成分表をみて、糖類か砂糖の使用が0グラムであることを確認しましょう。

●見方2
キシリトールの含有量が書いてある場合もありますが、書かれていない場合は栄養成分表示を見れば計算ができます。
キシリトールの量÷炭水化物の量×100
=キシリトールの入っている割合
表示は炭水化物としてあるものと、糖質と書いてあるものがあります。
ガムの噛めないお子さんには、キシリトールタブレットがいいかと思います。タブレットはゴミが出ないので公共の場所でもいいです。
キシリトールの含有量については、以前詳しくこのブログに投稿していますので、そちらをご覧になってみて下さい。

では最後にキシリトールの効果的な摂り方についてです。1日に3〜5回、食後や間食後に摂ることをオススメします。お菓子の代わりに食べてもよいかと思います。できるだけ毎日続けて、摂取して下さい。甘味料として、キシリトールが50%以上含まれていて、お砂糖が0グラムのものを使用するようにして下さいね。ただ食べ過ぎてしまうとお腹を下してしまう可能性がありますのでご注意して下さいね。