バレンタインデーは虫歯の元?

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!仙台市太白区とみざわ駅前歯科をいつもご利用いただきありがとうございます!

 

今日はバレンタインデーですね。沢山チョコレートをもらった方もいることでしょう。いいですね。

しかし、「甘いものは虫歯になる」と思っていませんか?

確かに糖は虫歯の原因の一つです。食べただけでは虫歯にはならないのですが、歯磨きをしたり、食べる時間を注意しないと虫歯のリスクは高くなるものです。

では、甘いのに虫歯にならないものがあったら最高じゃないですか(*^_^*)??

実はあるのです・・・!!

 

 

今日は甘いのに虫歯にならないもの・・・「キシリトール」について説明します。キシリトールって聞いた事あると思いますが、どうして歯にいいのか・・・?気になりませんか(*^^*)??キシリトールは虫歯予防以外にも良い所があるとっても優れたものなんですよ。

キシリトールはどんなもの?

キシリトールとは、ソルビトールやマルチトールと同じ糖アルコールという甘未炭水化物の仲間です。自然界では多くの果実・野菜などに含まれています。人の肝臓でもキシリトールが作られているんですよ。また、私たちがガムやタブレットなどのお菓子の形で口にするキシリトールは、白樺や樫などの木から抽出されるキシランヘミセルロースを原料にして、工業的に作られています。自然界のキシリトールも工業的に作られているキシリトールも同じですので、差はありません。

キシリトールの味は?

キシリトールは、糖アルコールの中で最も甘く、砂糖と同じ甘未度なんですよ!また、キシリトールは溶けると熱を奪います。ですので、食べるとスーッとします。

甘いのに虫歯の原因にならない?!

キシリトールを始めとする糖アルコールは、虫歯の原因にはなりません。糖アルコールからは、口の中で歯を溶かすほどの酸は作られないからです。ソルビトールやマルチトールからは、少量ですがプラーク中で酸ができますが、キシリトールからは酸が全く出ません。

そして、キシリトールは甘いので唾液も出やすくなります。酸を作らない・唾液の分泌を促し酸を中和させるので、キシリトールは虫歯の原因にならないのです。

キシリトールは虫歯を防ぐ

キシリトールガムやキシリトールタブレットを口の中に入れておくと、虫歯の原因となる歯垢が付きにくくなるだけではなく、歯の再石灰化を促し、歯を固く丈夫にします。そしてキシリトールは、虫歯の原因であるミュータンス菌の活動を弱める働きも持っているのです。この働きは他の甘味料にはないキシリトールだけの効果なんです。

 

キシリトールは虫歯予防だけではなく、糖尿病やダイエットにもいいと思います(∩´∀`)∩当院でもキシリトールのガムやタブレットやチョコレートなど色々な物を取り扱っていますので、購入希望の方はスタッフまで。

バレンタインデーに「キシリトールで出来たチョコレート」はいかがですか(●´ω`●)?虫歯を気にせず食べる事ができますよ!