洗口剤の選び方

こんにちは😃

仙台市太白区大野田とみざわ駅前歯科、歯科衛生士の加藤です🦷

わたしは、今時期なかなか外で食事できる機会がなくおうちで食べて寝てを繰り返す日々を過ごしています。そんな時は、虫歯にならないようにハミガキを丁寧に行わなければいけません。

そこで最近使いだした洗口剤についてお話しします!

歯ぐきの腫れが気になるから

マウスウォッシュを使ってみようかなぁ“とか

“歯みがきが苦手だし

面倒くさいからマウスウォッシュを使えばいいかぁ“とか

思われている方はいらっしゃいますか?

テレビのCMやドラッグストアでも

マウスウォッシュをよく見かけますね。

どれも同じでしょうか?
実は液体タイプのオーラルケア製品には
“洗口液“ と ”液体ハミガキ“の2種類があります。
どちらも液体ですのでボトルに入って販売されています。

それにラベルには

マウスウォッシュ

デンタルウォッシュ

デンタルリンス

オーラルリンス

マウスリンスなどと表記がされています。
どれを選べばいいのか分からなくなりますよね。
実際に洗口液と液体ハミガキがあったりするので間違って購入してしまったことがありました!

見分け方は
製品ラベルの製品名の下や成分表示の近くを見てください。
「洗口液」か「液体ハミガキ」のどちらかが記載されています。
洗口液と液体ハミガキはどう違うのでしょうか?
洗口液は歯みがきをしてから使うのが基本です。

毎日の歯みがきにプラスして使用します。

歯みがき後や就寝前の使用がおススメです。
マウスウォッシュやオーラルリンスとも呼ばれています。

液体ハミガキは使ってから歯みがきをするものです。
まずお口をすすいで液体ハミガキ剤を
お口の中に行き渡らせてから歯みがきをします
歯周病予防にはどちらを選べば良いのでしょうか?

それは洗口液です。

歯みがき+洗口液がおススメです。
歯周病は、細菌の塊であるバイオフィルムが原因です。
細菌が出す毒素で歯ぐきに炎症が起きて歯ぐきが腫れたり歯を支える骨が吸収されてしまったりするのです。

まずこの細菌の塊のバイオフィルムを取り除かないと洗口液の成分が歯や歯ぐきに届きにくくなります。

 しっかりと歯を磨いて仕上げに洗口液をグチュグチュお口全体に行き渡らせるようにしましょう。

洗口液の選びかたのポイントは、自分の目的に合った成分が含まれているかです。これは、目的の成分が含まれていない洗口液を使っても、効果が感じられず続けられないからです。

例えば、口臭やネバつきが気になる人には、「殺菌成分入り」のものが役立つでしょう。雑菌を防ぐことで臭いやネバつきを抑えてくれます。消臭力が高めのものを選ぶとより効果的です。

汚れ落としや、汚れを予防したい人は、「洗浄成分・コーティング成分」が含まれた洗口液がおすすめです。また、ブラッシングで落としきれなかった汚れを分解する役割や、汚れの付着を予防できる役割をもった洗口液を選べれば、磨き残しや汚れの再付着を防げるでしょう。

他にも、抗炎症成分配合のものなども取り扱われているので、歯茎の炎症が気になる場合にはこちらを選ぶのがおすすめです。

わからない時はぜひスタッフに聞いてください!