歯根吸収

こんにちは♪ とみざわ駅前歯科サポーターの西田でっす🌷

敏感な私の鼻が花粉を感じつつある今日この頃です。

早く暖かくなってほし〜い

花粉はつら〜い

の気持ちが鬩ぎ合っています^^;

 

花粉症といえば・・ この時期、口腔内にとっても気をつけなければならないことがあります。

 

花粉症により、鼻詰まりがおきて『口呼吸』になってしまうと、口腔内が乾燥しやすく、細菌にとって過ごしやすい環境になってしまいます。また、(マスクのない環境だと・・)外部からのウイルス等も入り込みやすくなるので要注意ですね。

私は、花粉症の時期に薬を服用するのですが、薬の中には『鼻水とともに唾液も抑えてしまう働き』があるので、口の中が渇く「口渇作用」により口臭が気になったりします。こまめに口をゆすいだり、飴を舐めて唾液分泌を促したりすると良いみたいです。

お口の中の環境は、時期や年齢、季節によっても変わりやすく、定期的なチェックと管理が大切です♪

 

さて、本題です😃

『歯根吸収』って聞いたことありますか❓

口の中に見えている歯の部分の2、3倍の長さがあり、埋まっている根っこ。 その根っこが先端から吸収してしまう現象です。

その原因は主に『歯科矯正治療』により、過度な力が継続的にかかることで起こります。適切な矯正力に調整する必要があります。

他に、外傷によって大きな力が加わったことが原因で歯根吸収を起こすことがあります。

また、歯の移植治療をした場合に、定着がうまくいかず歯根吸収が起こってしまうケースも。。

そして、生まれつき歯根が短いというケースもあります。

 

なぜ、歯根の長さに注目するのか?

それは、歯の寿命を左右するからです。

歯の根っこは、歯根膜を介して歯槽骨の中に埋まっています。植木鉢の根っこと土の関係だと思ってください。

通常、歯周病は、(細菌の力により)この土(歯槽骨)がだんだんと減っていくことで、根っこを支えきれなくなり、倒れてしまう(抜けてしまう)病気ですが・・・

根っこ自体が短くなっていけば、当然、土の中で安定して維持することができなくなってきます。

 

私自身が矯正治療経験者なので、一部の歯にこの歯根吸収が起きており、気になっているところです😅

今後どれくらいこの歯がもつのか? 心配な面もあります。

できる限り歯周病を進行させないように努力します!

長くこの歯が使えるように定期的なチェックを受けて、歯磨きと歯周治療の継続を頑張って行きます❗️

 

お口の中に起こる症状には様々なものがありますね。

歯茎の下で起こる根っこの病気や骨の病気など目に見えないトラブルもたくさんあります。

レントゲン撮影や定期的に歯科医院に行くことの大切さを改めて感じます。

 

健康なお口で生涯過ごすために、お手伝いをさせていただきます😀

とみざわ駅前歯科でお待ちしております!