お子さんの歯医者デビュー

こんにちは!
とみざわ駅前歯科 受付の小野です。
最近は少し暖かい日が増えてきましたね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
当院には、今日もお子さんから大人の方までたくさんの方がいらっしゃいます。
そんな中、子育て中のお母さまたちから、よく「子どもを何才から歯医者に連れて来たらいいですか?」というご質問をいただきます。
今回は、お子さんの歯医者デビューについてお伝えしたいと思います!

◾️何才になったら、歯医者に連れて行ったほうがいい?
さまざまな意見がありますが、私たちは「乳歯が生え始めたとき、またはお子さんが1才になるまでに歯医者を受診する」ことをおすすめしています。
「え?そんなに早くに?!」
と感じられるでしょうか?
実際には0才や1才までに歯医者を受診するお子さんは少なく、だいたい3才くらいになると定期的に歯医者に通っているというお子さんが多くなるようです。
しかし!!!
生後10ヶ月前後には上下の前歯が生えて離乳食が始まります。おおむね2才半くらいまでに乳歯が生え揃いますが、生え始めの乳歯は弱いため虫歯になりやすく、授乳の継続や甘い飲み物食べ物の摂取によってこの時期から虫歯ができてしまうこともあります。
また、3才までに虫歯の多いお子さんは虫歯のリスクが高く、生涯にわたって虫歯が多くなる傾向があるとされています。
つまり、「3才までいかに虫歯をつくらないようにするか」がお子さんの歯の一生を左右するとも言えるのです。
「虫歯で痛くなってからはじめて歯医者に連れて行く」となると、それは不安で怖いことでしょう。小さなお子さんであれば尚更、悪くなってからの治療はむずかしくお子さんの協力がないかぎり良い治療もできません。
なんでもないときから検診のために歯医者を受診しましょう。
◾️歯医者ではどんなことをしますか?
主に虫歯や歯ぐきの状態のチェック、歯の生え変わりのチェック、磨き残しのチェック、生活習慣のチェック、フッ素塗布などを行います。
虫歯のリスクとなる飲食習慣や磨き残しなどについて歯科衛生士がアドバイスをさせていただきます。また、フッ素を塗ることで生え始めの弱い乳歯を強く虫歯になりにくくします。
子どもの虫歯は歯の表面ではなく内側から進行しやすいため、毎日お子さんの歯を見ているお母さんでも虫歯の進行に気づかないことがよくあります。定期的に歯科医のチェックを受けましょう。
◾️お父さん、お母さんのお口の健康もお忘れなく!!
虫歯の原因となる虫歯菌は、ほとんどの場合両親から感染します。両親のお口の中の虫歯菌が多いと、お子さんにも多くの虫歯菌が感染し虫歯になりやすくなってしまいます。
まずはご両親がしっかりと治療を受け、定期的な検診とクリーニングでお口を清潔に保つことが重要です。
妊娠中のお母さんは、虫歯があれば歯科医と相談して安定期のうちに治療を済ませておきましょう。
歯の健康は、お父さんお母さんにとっても、お子さんにとっても大切な財産です。
当院では、大人の方の定期検診、お子さんの定期検診を行っています。
お気軽にご相談ください(*^o^*)