虫歯ができやすいところ

こんにちは、衛生士の富岡です🍡

歯科衛生士になってから1年が経ちます。とても早く感じた1年でした。新しく覚えることが山ほどあり、毎日毎日先輩方に迷惑をかけていたと思います😖今は1年前と比べたら様々な面で成長できたのではないかなと思います。

2年目も向上心を高く持って、患者様と信頼関係を育めるようにしたいです😊

 

さて、みなさんは虫歯ができやすいところはどこだと思いますか?

歯ブラシが届きにくいと、そこに汚れが溜まってしまいます。その汚れをそのまま放置してしまうと、虫歯菌たちが過ごしやすい環境が出来上がってしまい、虫歯に進行してしまいます😈

1歯と歯の間

 歯と歯の間の虫歯は隣の歯まで進行する可能性があるため、フロスや歯間ブラシで汚れを除去します。

 

2噛む面の凸凹している溝

 溝は人によって深さが違うため、浅い方や深い方それぞれいます。溝は1方向だけではないので、噛む面を磨くときは一通り磨いたら頬から横に歯ブラシを入れて磨くこともおすすめします。また、歯の質の強化と溝に汚れがたまらないように白い詰め物を詰めるシーラントという予防処置もおすすめします。萌出して2〜3年以内に行うのが効果的です!

 

3萌出し始めの歯

 萌出し始めは未成熟なため、汚れが長い間付着してしまうと歯が溶けやすくなります。生え変わりがある612歳のお子さんは要注意です⚠️隣の歯と高さが違い、凸凹になるため、歯ブラシの角度を変えながら歯の側面も磨きましょう!

 

4露出してしまった根

 歯根は、元々歯茎から出てこないため弱く作られています。歯周病の進行や歯ブラシの圧、食いしばりや歯軋りなどが原因で歯根が露出してしまい、歯茎の境目に汚れが溜まり虫歯に進行します。この虫歯は年齢を重ねると増えてきます。

 

5歯の並びが複雑な部分

 歯ブラシでは届きにくい部位があるため、ワンタフトブラシ、フロス、歯間ブラシなどを用いて普段磨けていないところを磨きましょう。

 

 

今回は虫歯ができやすいところについてお話ししました。今まで虫歯が出来たことがある方は、また同じ部分で虫歯になる可能性があります。まずは自分自身が磨きづらい、磨けていない部位を知ることが大切です。定期検診では汚れがどこに残っているか、染め出し液を使用して一緒に確認しています。その結果をもとに患者様に合う歯磨きの方法を私たちが指導していきます。

みなさんも虫歯にならないように定期検診で自分自身のお口の中を知りましょう🪥