こんにちは、衛生士の富岡です🌰
敬老の日の連休で祖母と宮城観光をしました。松島やコスモス園などに行き、楽しく過ごせました。松島に新しい建物ができていて、様々な展示品や綺麗な風景もあるので、皆さんも是非行ってみてくださいね😊
さて、今回は定期検診についてお話しします。
当院は予防を中心とした歯科医院です。
治療だけでなく、治療箇所を作らないために定期的に管理していきます。治療を終了した方にはカウンセリングを行い、定期検診についてお話しさせていただいています。
定期検診の流れ
1、問診
前回受診してから、お口の中やお体に変化はないかを問診します。
2、口腔内診査、歯周ポケットの検査、歯の動揺
虫歯や治療済みの歯で異常はないか、歯周ポケットの深さ、歯が揺れていないか検査を行います。
3、染め出し、歯磨き指導
磨き残しがないか染め出し液を用いて、確認します。歯ブラシの種類や歯ブラシの当て方、動かし方、補助用具、歯磨き粉について、患者様に合わせて指導をしていきます。
4、歯石、磨き残しの除去
超音波の振動と水で除去していきます。
5、歯面研磨
歯の表面を磨いていきます。患者様の歯の表面の状態に合わせて、使用する研磨剤の粒子の大きさを変えます。
6、歯間ブラシ・フロス・洗口
お口の状態を見て、どの補助用具を使用するか選択します。歯周病予防や虫歯予防のジェルを全体に塗布し、洗口液でうがいしていただきます。
7、ドクターによる検診
歯科衛生士による検査の結果を確認し、前回から変わりはないか確認します。
8、検査結果のお話、次回の定期検診の日程
結果について詳しくお話しして、不明点や質問などがあればお答えします。最後に検査の結果から定期検診の期間を決め、予約をとり終了となります。
また、半年に1回お口の中のカラー写真と1年に1回レントゲン(パノラマ)を撮影します。
定期検診を行なっている方と問題があるときのみ受診されている方とでは、将来失う歯の本数がかなり違います。
また、1年間にかかる歯科診療のお金も少なくなります。治療が必要になった場合、虫歯が大きいときは被せ物や根の治療が必要になったり、抜かないといけない歯があるときは入れ歯やブリッジ作製する必要がでてしまうため、来院回数も多く、費用もその分高くなります。
1本失ってしまうだけでも、入れ歯やブリッジで隣の歯に負担がかかり、その歯が脆くなり、最終的に抜かないといけなくなる可能性もあります。
負の連鎖が始まる前に定期検診で安定した状態を保っていきましょう。
歯周病や虫歯で歯を失ってしまう前に、予防を行いましょう。