こんにちわ!はじめまして事務局の白根です。
10月に入り、一気に寒くなりましたね。
体調に気を付けましょう!!
さて、今回は『舌苔』についてです。
マスク生活も長く過ごしていると、
自分のお口のにおいが気になる・・・
という方も増えたのではないでしょうか(´;ω;`)
実はお口の匂いの原因には舌も関係があるんです。
口臭は、舌についた汚れである舌苔(ぜったい)が主な原因といわれています。
口臭を防ぐためには、毎日の歯みがきで口の中を清潔に保つことがもちろん基本ですが、
舌も掃除をして「舌苔」を取り除くことが大切です。
鏡で自分のお口の中を確認してみましょう!
舌の表面に白っぽい、黄色っぽいものが付着していませんか??
その汚れが舌苔です!
○舌苔とは
舌は表面に舌乳頭(ぜつにゅうとう)という細かな突起がたくさんあります。
舌苔とは、口の中にひそむ細菌や食べかす、はがれてしまった粘膜などが舌乳頭に付着してできる苔状の白いかたまりのことを指します。
○舌苔がつく原因
①お口の中の清掃不足
舌苔は細菌や食べかす、はがれた口の粘膜などが舌乳頭にたまって作られるため、
お口の中のお掃除ができていないと舌苔が付着しやすくなります。
②口呼吸
鼻で呼吸をせずに口でばかり呼吸をしていると、口の中が乾燥してしまい唾液が分泌されにくくなります。
唾液の分泌が減ると口腔内の汚れがとれにくくなり、細菌が繁殖して舌苔が付着しやすくなります。
③唾液の減少
唾液には歯を再石灰化する役割のほか、口の中の細菌や汚れを洗い流す作用があります。
また、唾液は細菌の増殖を抑える性質もあります。
しかし、病気や薬の服用、喫煙やアルコールの摂取、ストレスや食生活の悪習慣(食べ物をよくかまずに飲み込む)
などにより唾液の分泌が減ると汚れを洗い流す作用が薄れてしまい、舌苔が付着しやすくなります。
このように舌苔ができる原因はいくつかあります。
○舌苔の取り除き方
①舌苔のお掃除は一日一回
舌はとてもデリケートな器官です。
舌苔を取り除こうと一日に何回もお掃除してしまうと舌の粘膜を傷つけてしまうことがあります。
②ブラッシングに使うブラシはやわらかめのものを使用する
①で書いたように舌はとてもデリケートです。
そのため、やわらかめの歯ブラシを使用するのがおすすめです。
舌磨き専用の舌ブラシというものもあるので、そちらもおすすめです!!
③『奥から手前』に動かす
手前から奥にブラシを動かすとこそげとった汚れを飲み込んでしまう危険があります。
そのため、ブラシは『奥から手前に』を覚えておきましょう!!
また、私も毎朝舌ブラシで舌の掃除をするのですが、「おえっ」となることがあります。
そういうときは、舌を前にだして息を吐きながらやさしくこすると嘔吐反射を軽減することができます。
④徐々にお掃除
舌の上にたまった舌苔は一回でとりのぞくことはできません。
全部とれないからといってゴシゴシはダメ✖
すこしずつお掃除していきましょう!!
朝の歯磨きのあとに舌磨き!!を習慣化できるといいですね◎
舌苔をお掃除して口臭対策をしましょう!!