唾液はお口の中のヒーロー!?🦸

こんにちは!
とみざわ駅前歯科、歯科衛生士の育村です🍎

2024年、明けましておめでとうございます🎍🇯🇵
昨年も大変お世話になりました!私がとみざわ駅前歯科に異動してきて、1年半が経ちました☃️今年も、みなさんのお口の健康を一緒に守っていけるよう精進してまいりますので、よろしくお願いいたします🦷🍃

さて今回は、「唾液の役割」についてお話していきます❕

みなさんは、唾液のどのような役割を知っていますか?👅実は唾液は、お口の健康と働きを守るヒーローといっても過言ではありません🦸‍♂️🌟そこで、いくつかの役割をご紹介します✍️

●唾液の持つ緩衝能(かんしょうのう)
人のお口の中は中性を保っていて、食べ物を食べるとその中の糖分を虫歯菌が摂取し酸を出し、歯を溶かすことで虫歯ができます。その時お口の中は中性から酸性になり、虫歯になりやすい環境になります。その酸性に傾いた環境を、元通りの中性に戻してくれる力を「緩衝能」と言います。この働きがあることで、虫歯になりやすい環境のからの改善に繋がります🌿‬

●口腔内の潤いを保つ
虫歯菌は、空気が触れて乾燥しているところが好きな菌ですので、お口が乾いていると虫歯菌が働きやすくなり、より虫歯のリスクが上がります💦ですので、お口の中が唾液で潤っていると、虫歯菌が働きにくくなり、虫歯予防に繋がります😈

●食塊(しょっかい)の形成を助ける
人は食べ物を食べる時、食べ物を歯で砕き小さくしたものを、唾液と混ぜてひとまとめにすることで、飲み込みやすくしています。唾液が少ないと、ひとまとめにならずボロボロとして、食べ物が食べにくくなります。そして、お口の中に細かな食べかすが残ったままにもなりやすくなってしまいます。もちろん虫歯の原因にもなりますし、誤嚥の原因にもなりかねません。

●粘膜を保護する/傷の治りを良くする
お口の中に、免疫力の低下や栄養失調などからくる口内炎が出来たり、歯ブラシや食べ物でもし傷がついてしまっても、意外と気づいた頃には治っていることも多いのでは無いでしょうか?それは、唾液が守ってくれている効果でもあります。

などなど…..この他にもたくさんの役割があるんです👀✨️
では、お口の乾燥が気になる方はどうすればよいのでしょうか?

●食事の際はよく噛んで食べる
よく噛むことで唾液が出やすくなります。ガムなどを噛むと特に出やすくなりますし、キシリトールガムであれば虫歯の原因にはならないので良さそうですね𓂃🫧‪

●舌の運動をする
舌をお口の中でグルーっと、舌先で唇の縁をなぞるようにして動かしたり、左右の頬の内側をタップするようにトントンしたり、すると不思議と唾液が出やすくなります🔨

●水分を摂取する
お口が乾いたように感じる時は、唾液を含む水分が全身的に足りない状態のサインです。こまめに水分補給するのが望ましいです🚰

●唾液腺マッサージをする
唾液が出てくるところを外部から刺激することで、唾液を分泌させる方法です。特に、耳の下や顎の下などは刺激しやすい場所です。親指の腹で優しく、ぐっぐっと押してあげると唾液が出てきます︎👍🏻

いかがでしたか?虫歯や歯周病の予防は、歯磨きだけではないのです🪥今日から唾液を意識して生活してみてはどうでしょうか٩( ´ω` )و