噛む力持ち!〜臼歯部補綴のお話〜

こんにちは☀️仙台市太白区大野田にあるとみざわ駅前歯科サポーターの西田でっす😆

朝晩の冷え込みが強くなってきましたね。 空気の乾燥も激しくなってきました。肌もそうですが、この「乾燥」は口腔内にとっても大敵です! 特に就寝中、唾液の分泌が極端に少なくなった状況でお口をポカーンと開けたまま眠っていて、朝起きたら喉がイガイガ(^◇^;)なんてことはありませんか?

そんな時は、実は口腔内の細菌にとってはかっこうの攻撃の時!虫歯リスクが高まっているんです。加湿器やマスク、口がポカーンと開かないように留めておくテープも売っていたりますね。乾燥対策をぜひ😀

 

それでは、今回は「臼歯部補綴のお話」をさせていただきます!

臼歯部とは奥歯のことです。奥歯は噛む、砕く、すりつぶすという食事をする上で大変重要な役割を担っています。また、奥歯が1本抜けるとものをかみくだく能力は40%程度低下するというデータもあるようです。噛む力が低下すると、消化器官に負担がかかり、栄養の吸収がわるくなるという悪循環を生んでしまいます。そして、奥歯が抜けると「は行」「ら行」が発音しにくくなります。

そんな大切な奥歯が、なんらかの原因で被せ物をしなくてはならなくなった時、あなたならどう考えますか?

ここでは、歯根を残せる状態で歯茎から上の部分をかぶせる(いわゆる差し歯の状態)場合を想定します。実際にものを噛んだり、する潰したり・・重要な役割を担っていた部分を人工物に置き換えるのです。

どんな機能を求めるでしょうか?

丈夫さ? 見た目? 金額の安さ?

私が今回おすすめしたいのは e-maxセラミッククラウンです✨

・天然の歯がもつ透明感や細部の色調表現性が高い

・吸水性がなく変色しづらい

・耐摩耗率が天然歯と同程度で対合歯に優しい

こんな特徴があるんです!

特に、「耐摩耗率が天然歯と同程度」という点が、私はとても重要だと思っています。

歯は上下の歯が絶妙なバランスで噛み合っていて、食事中でも何もしていなくても、噛み締めたり大きな力の負担がかかっています。上か下の歯、どちらかだけが硬すぎる、という状況が生まれると、当然、反対側の歯は大きな負担と場合によっては、損傷するわけです。ですから、「天然歯と同程度の耐摩耗率」というキーワードはとても気になります!

失ってしまった天然歯をいかに、天然歯に近いもので補うことができるか

その点はとても大切に思います☺️

もちろん、その歯の位置や噛み合わせ関係など1歯単位で、適したものは変わります。担当医に充分に相談の上、納得されるものをお選びくださいね✨

 

風邪などひかぬようお元気にお過ごしください😀