虫歯について

こんにちは!太白区とみざわ駅前歯科、衛生士の後藤です!

最近は気温も下がってきて、秋の到来を感じますね^_^街中を歩いて金木犀の匂いがすると幸せな気持ちで心が満たされます(^^)

 

さて今回は、虫歯についてお話したいと思います。虫歯は、口の中にいる細菌が、糖分をエサにして作りだした酸によって、歯が溶かされる病気です。「虫歯」の原因菌としては「ミュータンス菌」がよく知られています^_^

ミュータンス菌は、私達が食事やおやつなどで摂取する食べ物や飲み物に含まれる糖分を栄養にして増殖し、その際に菌の周囲にネバネバのグルカンというノリのような物質を作り出します。このネバネバ物質により菌は歯に強力に付着して、そこでたくさんの細菌の集合体が形成されます。これが増えて歯の表面の白くこびりついた汚れが歯垢(プラーク)です。

また、ミュータンス菌は同時に酸も作り出します。すると歯垢の中は酸性になり、接触している歯の表面から、歯の成分であるカルシウムやリンが溶け出してしまいます。この歯が溶ける状態が続くと、ついには穴があいてしまい、いわゆる「虫歯」ができてしまいます。

ミュータンス菌はほとんどの人の口の中にいる細菌ですが、口の中で増やさないようにすること、酸をつくりにくい生活習慣することで、虫歯は十分に予防のできる病気です。

そして虫歯の原因には

①「細菌(ミュータンス菌)」

②「歯の質」

③「糖質」

の「3つの要素」があります。この3つの要素が重なると、時間の経過とともに虫歯が発生します!!

なので、間食が多い人や、キャンディーやドリンクなどの甘いものを頻繁に摂る習慣のある人などは要注意です!

頻繁に「糖質」を摂ることは避けましょう!

そして「歯の質」向上のためにバランスの良い食事を心がけましょう。

丈夫な歯を育てるためには、歯の土台を作る良質なタンパク質、歯の再石灰化のために必要なカルシウムやリン、また、これらがうまく働くためのビタミン(ACD)などの栄養素が必要です。

歯と歯の間、奥歯の噛み合わせなどの歯垢の残りやすいところ、歯の根の部分、詰め物のまわりなど、ブラッシングのしにくいところは歯垢が残りやすく、「虫歯になりやすい」ところです。

気をつけてブラッシングしましょう^_^

特に寝ている間は、唾液の分泌が減少し菌が増えやすくなるので、就寝前のブラッシングがとても大切です^_^

もしも疑問に思うことがありましたら、お気軽にご相談ください(o^^o)